バイクを趣味とした女子とSNSで出会った件
SNSで女子と仲良くなった。
これまで会ったこともない、接点もなかった女子だ。
つながった理由はひとつだけ、「バイクが好き」という思いを共有していたこと。
SNS上のグループでコメントを交わしているうちに話が盛り上がって個人的につながることになったのだ。
実際に会うシチュエーションだったらいきなり初対面の男性と話が弾む、なんてことは難しいわけだが、そこはSNSのいいところ。
バイクをネタ「だけで」あっという間に話がはずんで仲良くなることができるってわけ。
実際に会って話をする場合にはどうして「さぐり」を入れながら会話を進めていく必要がある。
相手がどんなことに興味があるのか、どんな話をしていいのか、あるいは相手の服装や髪型を話題にするべきか?褒めるべきか?
でもSNSならそんな必要はなく、好きな話「だけ」で盛り上がることができる。
これまでもバイクを共通点にSNS上で知り合った人はいるが、今回の相手ほどスムーズに関係が進展しているのははじめてだ。
多分波長が合うのだろう。
これも対面での出会いだったら波長が合うのに気づくまで時間がかかっただろうし、気づく前に関係が終わってしまっていたかもしれない。
趣味の話「だけ」でも仲良くなれる、SNSって素晴らしい!誹謗中傷などSNSの問題点も指摘されているけど、SNSが悪いんじゃなくて使い方の問題なんだろうな。
やりとりをはじめていつか一緒にツーリングをしたい夢を持ちはじめる
ただここからが問題。
仲良くなればなるほど直接会いたい、直接向き合って好きなバイクの話を思う存分できたらどんなに素晴らしいだろう!なんて願望も持ちはじめる。
そんな願望をやりとりの中でそれとなく触れてみるとけっこういい反応が返ってくる。
うむ、チャンスは十分にありそうだ。
ただ直接会うとなると、バイクの話ばかりでなくお互いの日常生活の話とかいろいろとする必要が出てくるんだろう。
そのことを考えるとたちまち不安にかられてしまう。
残念ながら、バイクの話以外にアピールできる面をぼくは持っていないのだ。
そんな悩みと不安を抱えているなかで思いついたのが「彼女とツーリングしたい!」という思いだった。
ツーリングは素晴らしい。
一緒に時間を過ごし、同じ経験を楽しむことができる一方でそんなに会話は必要ない。
むしろ沈黙を共有することでお互いの関係を楽しんで、深めていくことができる。
しかもツーリングで楽しい経験をすればそれがお互いにとっての素敵な思い出になる。
最高じゃないか!
というわけで今彼女と一緒にツーリングを実現させることを夢見ている。
というかどこか行こうかとか具体的な計画(戦略?)を練っているところだ。
もう準備が整ったら思い切って切り出してみるつもりだ。
大丈夫…だと思うけど、今度一人でバイクのツーリングに出かける時に縁結びの寺社を巡ってダメ押しをしておこうと思う。